2017年 11月 16日
秋は色づく |
奥村啓子 展 第7日目。
今日も静かな一日が始まり、秋の光があたりを覆いました。 晩秋の陽射しは、居丈高だった夏のそれよりも、ずっと暖かくきらきら輝いているのです。
木々の葉が落ちるとき、光を受けて輝くことがあります。 その美しさは、少しの時間を幸せにしてくれます。 ギャラリーの記帳台に柿の葉を置きました。
風が吹くたびに容赦なく舞い落ちる葉っぱは、庭のあちらこちらにわんさと溜まります。 せっせと掃いては溜まり、また掃く。 けれど乾いた葉っぱのかさこそと立てる音が、妙に心に安らぎをもたらしてくれて、好きです。
キッチンの西の窓辺の山椒は、まだ青い部分もたくさんあって、あまり落葉もしていません。 どういう加減でしょうか。
夏の暑さと長雨の10月..... そんなことが関係しているのかもしれません。 ここは南の陽射しもたっぷり受ける場所ですから、半日陰と湿気を好むとされる山椒には、決して快適と言えないはずなのに、ぐんぐん育ってとても元気です。
夕方にもこんなきらきらの光が射して、毎日の台所仕事を助けてくれます。
奥村啓子展は、週末の三日間を残すのみとなりました。
素敵な作品が揃っていますので、どうぞこの機会をお見逃しなく。
また、ギャラリーファブリルの2017年の企画展は、これで終了となります。
来年3月の企画展予定まで、冬季休廊いたします。 カフェ、フリークラス料理教室ともども冬ごもりとなりますので、ご了承下さい。
秋のひととき、ファブリルの作品展とカフェで、ごゆっくりお過ごし下さい。
明日も初冬の匂いの森のギャラリーにて、お待ちしています。
by galleryfabrile
| 2017-11-16 23:07
| 日々雑感
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