ギャラリーファブリル

前田 将人・革の靴 ご案内

（通常のブログはこの後にあります）

＊ 前田 将人・革の靴　＝展示＆受注会＝

2024年10月20日(日)〜29日(火)　11:00am~5:00pm

＜10/24(木)は休廊します＞

＝ Profile ＝

1980年　　　奈良に生まれる

　　　　　　　Hard worker Shose making school 卒業

　　　　　　　大森勇輔氏、木型職人・森下清志氏に師事

2014年　　　自身のブランド「Il Cielo」をスタート

2016年　　　ブランド名を「Masato Maeda」に改称

2019年　　　金沢21世紀美術館にて靴のグループ展を開催

2023年　　　ギャラリーファブリルにて個展＆受注会

軽くてやさしく足にフィットする靴。　そんな靴に出会えたら、どんなに幸せでしょう。　靴職人 前田さんのセミオーダーの靴は、昨年ファブリルで大人気でした。

ストレスのないその履き心地の良さから、違うタイプも欲しいとの声が上がるほど。

今回は新作２点を加えて展示＆受注会を行ないます。

一部のデザインは男性用も可能ですので、お気軽にご相談ください。

また、Sale価格品も少々ご用意しています。

[ KeHARE ]シリーズ価格　5types 4colors ......¥ 29,700（税込）

　　　　　　　　　　 　　ショートブーツのみ .. ¥ 33,000（税込）

[ オーダーの流れ]

　デザイン＆色決定⏩採寸⏩お支払い⏩制作(約3ヶ月)⏩納品
　　　☆ お支払いは現金のみとなりますのでご了承ください

　

＜写真はイメージです＞

＊ 会期中、カフェをオープンします。　12:00noon~5:00pm

　

　☆ 季節の素材を活かしたお昼ごはんをご用意します。　¥ 1,800（税込）

　　　＜前日までにご予約ください。＞

　☆ 喫茶のみのご利用もできます。　2:00pm以降、予約不要

　　　お飲みもの各種をご用意しています。

色づく秋の丘の上でお待ちしています。

猫の秋

この雨を境に季節がぐっと進むらしく、さらのお昼寝マットにも温かい布を敷きました。　ほっこりくつろぐ姿が羨ましいくらいです。

なかなか秋らしくならないと思っていましたが、庭の沙羅の葉っぱが少しずつ色づいてきました。　猫のさらは寒い夜に私の寝床に入ってくるようになりました。　まだ毎日じゃないけれど、そのうちずっと一緒に寝ることになります。

家にいても季節の移ろいが感じられるのは、とても幸せなことです。　桜の時も紅葉の時も、大騒ぎしなくてもいいのですから。

年々人混みが苦手になってきて、食事や休憩に行列するなんてとても考えられません。　みんな忍耐強いんだなあと、呆れながら感心します。

窓の外を窺うさらにも、秋が見えているのでしょう。

風の匂いや鳥の声に敏感に反応しています。　これからどんどん季節が進み、空気も冷たくなってゆきますから、ウールの寝床でくつろぐ時間が増えるでしょう。

穏やかな秋だといいね、と言っているようです。

　

集まりの夜

痛飲のあくる日、思いっきりの寝坊でした。

太陽はすでに高く、この時期にしてはやや暑いくらいでした。

昨夜は、近隣の仲間と集まって楽しい時間を過ごしました。　飲んで喋って笑って、屈託なく気のおけない人たちとのひとときは、心から楽しめるのです。

それぞれ仕事に忙しい日々ですが、たまにこうして集まるとすべてを忘れ、興に乗ってお酒が進みます。　昨夜は10名が集まって、久しぶりの酒宴となりました。

音楽の話、体の話、思い出話、いろいろあっていろいろ話して、秋の夜の更けゆくまで過ごし、私も結構飲んでしまいました。　たまに羽目を外して弾けるのもいいですよ。　片付けをして寝床に入ったのは..... もう空が明るくなり始めた頃でした。　

飲みすぎた〜と言って、ばたんきゅ〜！

気だるい日のおやつは、熱い珈琲にぶどう２種とお土産にもらった焼き菓子です。

爽やかな甘さが嬉しいおやつです。

底抜けな国

秋の雨は、いつもそこはかとない寂寥感を運んできます。

が、猛暑を収めた後はただただ安堵感が漂います。

明日からの料理教室の買い出しに出た直後、はげしい雨が降ってきました。　短い時間でしたが、これが長く続くと近頃あちらこちらで起こっているような被害になるのでしょうね。

地球温暖化による気候変動と言われていますが、人々の力がまったく追いついていないように思えます。　はて、これからどうするのか一刻も早い対策が必要なのに、政府の皆様はお互いを牽制し合いいがみ合い、白けるばかりです。　まったくあなた達は子どもなんですか!? って言いたい。

夏の便りをくれた友人が「今の日本はもうとうに底が抜けたと思っていたけど、まだ落ちて行く先があったわ」と、痛烈で痛快な言葉を書いていました。　同感です！

買い出しから帰って遅いお昼を食べ、買ってきたものを整理し、掃除をして気がつくともう夕方です。　日が短くなってきた分、忙しさがより感じられて、キッチンの明かりを灯すとようやくひと息つきます。

秋のレシピを用意して、生徒さんを待ちます。

雨の日の午後

久しぶりの雨で、何かホッとした気分です。
このところ頑張っていた庭仕事からも、もちろんあの狂ったような暑さからも解放され、起き抜けの珈琲ものんびりな気分でした。　週末からの仕事までしばしの休憩です。今日雨が降るとわかっていたので、見たい展覧会を今日に伸ばしていました。昼食後、片付けなどをさっと済ませて、霧の山道を車でひとっ走りです。

高畑にある「fangle」さんで、大岡 弘晃さんの個展が最終日を迎えていました。「色の世界に潜むエネルギーを 光へと昇華させる金の粒や線...... 」を「光源抽出装置」と称して、作家特有の観念的な世界へと私たちは解き放たれます。　浮遊しているようで心地よいかと思えば、不意に緊張を感じる装置でもあることに気づかされるのでした。　抽象画ですが、自然や人間への愛情が感じられる作品でもありました。不思議なテクスチャーを持ち美しく輝いている作品に触れ、会場の作家や店主のお二人と会話しながら、雨の午後は過ぎてゆきました。こんな時間が贅沢に思えるのは、雨のせいでしょうか。
不思議な世界へ迷いこんだような、そんな午後でした。