2013年 10月 31日
ミホミュージアムへ |
暑くもなく寒くもなくちょうどよい日和で、車を走らせるのも楽な日でした。 いつものお仲間と四人で道中から盛り上がり、美術館への期待も膨らみます。 着いてすぐ先にお昼を済ませ、いざゆかん。
骨董の世界には「育てる」という概念がありますが、素朴な根来には意図されたものがほとんどなく、刻の経過だけが美しさを知っているのだと、私はそう思います。 黒と赤の中にいろんな色彩やかたちが見えて、それは素晴らしい空想の世界へ飛んでゆくことができました。 ため息もの、垂涎ものの根来に釘付けでした。
このせわしなくデジタルな世の中に、究極のアナログな世界が一石を投じてくれているようで、いっそ痛快です。
私は漆器も好きですので、今夜のおかずは漆の煮もの椀に盛りました。 美術館の根来には到底かないませんが、わが家の漆器もなかなかいい顔をしていることに気がつきました。 それはきっと、愛用しているからでしょうね。 やはり、ものは使ってこそです。
信州佐久の生産者「チクマ農園」さんは、今年のりんご作りはいろいろ苦労が多かったと仰っていました。 おかげさまで、本当に美味しい紅玉りんごをいただいています。 最高の紅玉りんごジャムが出来上がりました。
11月のカフェでは、このりんごが登場するはずです。 明日から11月ですね。
by galleryfabrile
| 2013-10-31 21:09
| 出かける
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