2014年 01月 26日
冬は鍋物 |
風景がぼんやり見えたのは、起き抜けのせいではなく、霧が立ちこめていたからでした。 高原地帯の田原あたりには、よく霧が出ます。 ガラス窓の多い我が家は、あたりが真っ白で見えなくなりますと、まるで家が宙に浮いているようになり、とても幻想的です。
夏に続いて「男子厨房に入ろう 冬編」というタイトルのとおり、男子ばかり16名参加の賑やかなレッスンとなりました。 今日の献立は「ぎょうざ鍋」「冬野菜の焼きサラダ」「にんじんご飯」でした。
寒さ厳しい冬の鍋物は、誰もが喜ぶ献立です。 餃子はもちろん手作りです。
そして、今日のもうひとつのテーマは、冬野菜の甘味と旨味を味わうことでした。 蕪、太ネギ、れんこん、人参、白菜などは、寒さとともに美味しくなります。 シンプルにフライパンで焼くだけで、ぐっと甘味も増しほとんど調味料も要らないくらいです。 これには皆さんもびっくりされたようで、冬野菜を見直してくれたのではないかと思います。 人参の炊き込みご飯も、1升2合がほぼなくなりました。
今日は、20代の若者5名をはじめさまざまな年齢の方がいらして、それぞれ皆さんがさすがに熱心で、私の行き届かないところも補ってくれて、和気あいあいでした。 いつものことですが、教えることは教えられることを、いっそう実感することとなりました。
丁寧に料理するということは、面倒なことのように思われるでしょうが、食べることを好きになれば容易いことと思います。 何事も好きなればこそ、頑張れるというものです。
by galleryfabrile
| 2014-01-26 21:39
| 料理教室
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