2014年 12月 15日
冬の居場所 |
外はうんと寒い日々が続いていますが、薪ストーブのそばではこんな暖かそうな光景が..... 微笑まずにはいられません。
この小さな家族のために、私はせっせと薪を運び入れ、灰をかき出して掃除をし、薪をくべて部屋を温めます。 一日中家にいる時は、朝から晩まで火を焚いていますから、当然彼女もここで一日のほとんどを過ごすことになります。
わが家の暖房は、居間の薪ストーブと、玄関からキッチン、サニタリーへと続くテラコッタタイル部分の床暖房だけです。 ほとんど間仕切りのないオープンな空間ですが、このデンマーク製の薪ストーブの威力で、家中はほかほかです。 まあ、もっとも小さな家ですけれどね。
私の小さな家族は、冬の日がな一日をここで眠るのを、もっぱらの幸せとしているようです。 ストーブの本体が温まりますと、その輻射熱で部屋中が快適な温度になりますから、もう何も怖いものはありません。 そして、そんな彼女を見ているだけで、嫌なことやしんどいことも忘れて、ふっと幸せな気分になります。
夜は夜で、必ず私の寝床にやって来て、こんなふうに一緒に眠ります。 夏はお布団の上か枕元で、冬はお布団に潜り込んで..... いつもどんな時も一緒です。
あまりに忙しくてかまってやれないとき、彼女はじっと我慢していますが、ひとたび甘えるとなると徹底しています。 私の膝を独占して寛ぐのはいいのですが、しばらくすると重みがずっしり。 お年をとって、ちょっと太っちょになりましたからね。
私の小さな家族、猫の「まのん」16歳。 大切な心のよりどころです。
by galleryfabrile
| 2014-12-15 22:21
| 猫
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