2015年 10月 28日
エントランスデッキの補修 |
わが家は、右側の住まい棟の玄関と、左側のギャラリー棟の入り口がデッキで結ばれています。
もともと土地に段差がありましたので、先に上段に建てた住まいには、右のアプローチの階段を上がって、大きなガラス扉の玄関に辿り着くのです。 後に建てたギャラリーの入り口は二階にあり、住まいとV字型に向かい合っていますので、デッキで繋いだという訳です。
変化に富んだ設計は、住んでいる私にとっても、訪れるお客様にとっても楽しいもので、両方を行き来するのにも便利な作りになっています。
けれど十数年も経ちますと、ウッドデッキは劣化し、このほどいよいよ補修の時期を迎えることになりました。 昨日から知り合いの大工のSくんに来てもらって、工事をしてもらっているのです。
そっくりやり直して新調すれば簡単なのでしょうが、それには費用がうんとかさみます。 躯体はまだ大丈夫とのことでしたので、デッキ部分の板だけを補修することにしたのです。
悪くなっている箇所を差し替えるだけでなく、長年の雨風で傷んでいる根太部分の補強もしなければならず、現場合わせの厄介な作業を、快く引き受けてくれているSくんに感謝です。
デッキだけでなく、アプローチの階段も相当傷んで来ていましたので、今日はその補修もしてくれていました。 新品に替えるのではなく、自然な風合いで補修することは、思いの外難しいものです。 枕木とアンティーク煉瓦を使って、素敵に生まれ変わった階段を、どなたが一番に訪れてくれるのでしょうか。
Sくんの仕事ぶりに感謝しつつ、午前と午後のお茶の時間も、共に楽しんでいる私です。
by galleryfabrile
| 2015-10-28 22:44
| 住まいのこと
|
Comments(0)