2015年 12月 15日
クリスマスはそこに |
ファブリルのクリスマスは、12月の声とともに遠くから聞こえてきます。
今年は11月からずっと暖かく、らくと言えばらくなのですが、やはり冬は寒い方が安心します。 けれど冬は確かにやって来ています。
12月も半ばを迎えて、世の中は気ぜわしい空気に満たされてきていますが、ここは静かに一年が終わるのを見つめています。
大仰に飾り立てるのは好きではありませんから、クリスマスの飾りはさりげなく..... です。 庭の紫陽花や古いオーナメントなどを、長く大切に持ってきました。 それらは今でも12月のわが家を飾ってくれているのです。
そんなものたちに囲まれて、ようやく今年のクリスマスカフェのお知らせをすることが出来ました。(ブログの冒頭をご覧下さい)
ランチにはクリスマスをイメージした、ごちそう寿司をご用意します。
クリスマスにお寿司 !? と驚かないで下さいね。 なかなか乙なものですから。
こっくりと含め煮にした椎茸と、甘い卵焼きを入れ、山椒のピクルスで味を爽やかに引き締めます。きっと、何処にもないお寿司を楽しんでいただけるかと思います。 クリスマスらしさはトッピングで表現します。 けれど、互いの味を消してしまっては意味がありませんから、ほどほどにします。
地元の野菜を使って、なにか魅力的なひと皿を作りましょう。 冬は野菜が甘くなって、幸せですね。 丁寧に出汁をひいて作る汁物には、自家製味噌かすまし仕立てにして、具はお楽しみにしていて下さいね。
大きな窓からは、静かな冬戯れの景色が見えます。 冬は澄明な空気が、遠くのものをこちらへ引き寄せます。 あたりや庭の木々のほとんどは、すっかり落葉していますが、その姿の美しさはどの季節にもない味わいを持っています。
気ぜわしい時季ですが、どうぞ時間を作ってお越し下さい。 冬の茗荷の森にて、お待ちしています。
by galleryfabrile
| 2015-12-15 22:57
| カフェ ファブリル
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