2016年 04月 18日
文楽 4月公演「妹背山婦女庭訓」へ |
このきれいな色とりどりの四角いものは、何でしょう?
実はこれは、お客様にいただいたマシュマロなのです。
春色のパステルを塗ったような、ふわふわのマシュマロは、色も形もお味もやさしいのでした。 細長い木のうつわに並べてみますと、本当にチャーミングで、食べるのがもったいないくらいです。
青色の小さなアンティークのガラスの皿は、もうずいぶん前に神戸の西洋骨董屋で買い求めたものです。 庭のムスカリとクリスマスローズの小さな葉っぱも飾って、食べる前に少し遊んでみました。
春は明るくて優しい色が、あちらこちらに出現し、何だか軽い気持ちになります。 お客様の手みやげも春色に満ちて、ぽいと口に放り込みますと、フルーツの味がじゅわっと広がり、とっても幸せな気持ちになりました。
4月に入って、仕事や町内の用事で何かとバタバタしていましたが、今日ようやくお出かけの時間をとることが出来ました。
そう、お楽しみの文楽を観に大阪まで出かけたのです。 いつものお仲間と連れ立っての年4回の定期公演は、今やなくてはならない私の愉しみなのです。
4月公演の演し物は「妹背山婦女庭訓」(いもせやまおんなていきん)で、昼の部、夜の部の通し狂言となっていました。 この演し物は奈良が舞台で、蘇我蝦夷&入鹿親子、釆女などが出てきますし、猿沢池などのよく知った場所も出てきますので、愛着のある演目なのです。 私たちが観た昼の部では、舞台装置も面白く、飽きさせない演出があちらこちらにあって、ずいぶん楽しませてもらいました。
そして、そのあとのお楽しみと言えば、食事とお喋りですが、今日は本町のビストロに行き、カジュアルなフレンチをいただきました。 多岐にわたってお喋りも盛り上がり、いつもながらの楽しくも愉快な時間が過ぎてゆきました。
疲れも吹っ飛ぶこんな時間が、明日への活力を生みます。 さあ、ゴールデンウィークに向けて頑張りましょう。
by galleryfabrile
| 2016-04-18 22:36
| 出かける
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