2017年 03月 07日
弥生の食卓 1 |
春野菜がふんだんに出回るようになってきました。
三月の料理教室は、素材の色もほのかな春色です。 菜の花、アスパラガス、スナップえんどう、春キャベツ、新じゃが芋など、瑞々しい野菜がご馳走となります。
暖かくなったかと思うと、今日のようにときおり雪が舞う日があったりと、何かと定まらない天候です。 薪ストーブの燃える横で、弥生の食卓はスタートしました。
庭からいただいてきた赤いクリスマスローズを食卓に飾って、少しずつ春への準備です。
菜の花ごはんの春色プレート、豚肩ロースのコンキリエ、マッシュルーム&セロリのマリネサラダ。 これがレギュラークラス・弥生の食卓パート1のメニューです。
萌えいずる春の色が、ほんのり感じられる彩りと、まだ暖かいものが欲しい時季のやさしさが、混在しています。
蒸し焼きにした菜の花を温かいごはんに混ぜて、胡麻をたっぷりと。 ソテーしたアスパラとスナップえんどうを添えます。 しゃきしゃきとした歯触りを愉しみながら、仕上げにほんの少しかけた醤油が、いいアクセントになっています。
豚肩ロース肉をスープでことこと30分ほど炊いて、そこにじゃが芋、セロリ、キャベツ、トマトを入れて蓋をして煮込みます。 塩と胡椒で味付けして、ゆがいたコンキリエ(貝殻のパスタ)を加えて、味を馴染ませます。 うつわを温めて熱々を盛り、ふうふう言いながらいただくのです。 早春の食卓にぴったりのメニューです。
白マッシュルームは白ワインとレモン汁でさっとひと煮立ちさせ、ピーラーで薄くむいたセロリとマリネに。 きりりとビネガーを効かせたドレッシングに、ほんの少しはちみつを混ぜた大人のマリネサラダです。 ワインのお伴にぴったりかと。
自然や庭からの贈りものには、いつだって感謝を!
by galleryfabrile
| 2017-03-07 23:10
| 料理教室
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