2018年 07月 10日
文月の食卓 1 |
7月に入ると、食卓もぐっと夏仕様になります。
染付けの呉須の色はどの季節にも合いますが、ことに夏の呉須は、落ち着きと爽やかさの両方を兼ね備えていると思います。 中央のサラダの大皿、メインの皿、取り分けのなます皿は、いずれも骨董です。(左手前の皿は、古川章蔵作です。)
文月の食卓の材料は、これまでに較べてうんと鮮やかなものになってきました。
トマトや桃の赤、胡瓜やピーマンの緑、茄子の紺色などなど、元気をもらえそうな彩りです。
今日のAクラスのメニューは、夏野菜のドライカレー、シーザースサラダ、桃とヨーグルトの冷たいスープでした。
雨の季節から暑さの続く季節へ、きりりとスパイスの効いたカレー味は、元気をつけてくれます。 野菜を細かく刻んで、合い挽き肉と炒め合わせ、作り置きのカレーパウダーとブイヨンなどを加えて煮込んでゆきます。 野菜が細かい分、火の通りも早く、短時間で味がまとまってくれますから、夏の台所仕事にはありがたいものです。
シーザースサラダの材料は、何の変哲もないものばかりです。
レタス、胡瓜、トマトに、フランスパンをかりかりに焼いたクルトンを加えるだけで、香ばしくあとを引くサラダになります。 トッピングにはパルミジャーノチーズを散らして、ワインにも合うようにします。
カレーの箸休めには、サラダだけではなく、桃とヨーグルトの冷たいスープを添えました。
プレースマットもブルーにして、文月の食卓は落ち着きの中にも爽やかさが漂う雰囲気となりました。 きちんとしたうつわは、やはり気分を引き締めてくれますね。
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by galleryfabrile
| 2018-07-10 22:46
| 料理教室
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