2019年 07月 13日
文月の食卓 2 |
まだ開けない梅雨の鬱陶しさを払うような、文月の食卓でした。
7月も半ばだというのに、朝晩はひんやりとした日が続いています。
昨日と今日のクラスは、古くから通って来て下さる生徒さんが大勢いて、気心も知れた雰囲気でレッスンがすすみます。 調理中も冗談が飛び交ったり、大真面目になったり、とにかく楽しいのです。
今月のメニューは、サルティンボッカ、フレッシュトマトのカッペリーニ、蛸のマリネ、アボカドソテーのグリーンサラダでした。
サルティンボッカは、イタリア語で Saltim(飛び込む)Bocca(口)と言う意味で、それほど美味しい料理ということなのです。
薄く叩いて伸ばしたお肉に、セージの葉を3枚ほどのせ、その上に生ハムをかぶせて小麦粉をまぶしてバターで焼きます。 そして、白ワインとスープを少し入れてさっと煮詰めれば、出来上がりです。
ローマ風の料理で、仕上げに生クリームを入れますが、今日は省いてさっぱりとさせました。 夏らしくバジルを飾ります。
蒸し暑い日には、冷製パスタは如何でしょうか。
完熟の美味しいトマトが手に入ったら、シンプルに煮詰めるだけのピュレを作り、冷やしておきます。 細いカッペリーニを茹でて氷水で引き締めたら、トマトピュレとからめていただきます。 ピュレにはにんにくもオリーブオイルも使わず、シンプルに塩だけで味を整えるのですが、完熟トマトが力を発揮してくれるのです。
夏に美味しい蛸は、薄く切ってさっとソテーし、にんにくを効かせたマリネ液に浸けておきます。 ただそれだけで、ビールにもワインにも合う前菜ができるのですから、嬉しくなります。
アボカドが熟していなかったので、急遽オリーブオイルで炒めることにしました。
瓢箪からコマ、なかなか美味しくてこと無きを得、ひじき入りのドレッシングでいただきました。
土曜日のクラスの生徒さんが、シャンパンとワインを持って来て、ごちそうして下さいましたので、昼間から大いに盛り上がりました。 ああ、幸せ!
* ファブリルの料理教室では、生徒さんを募集しています。
随時入会していただけますので、どうぞお気軽にお問い合わせ下さい。
by galleryfabrile
| 2019-07-13 22:57
| 料理教室
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