2019年 08月 06日
葉月の食卓 1 |
葉月の食卓は、すっきりと和食でまとめました。
相変わらずの猛暑続きで、体力も消耗気味です。 がっつりとお肉で精を付けるのも手ですが、滋養のある和食を食すのもなかなかいいものです。
何より口当たりもよく、するすると口に入るのです。
今月のAクラスのメニューは、豆腐のハンバーグ、つけ汁素麺、焼き茄子&万願寺とうがらしの塩ぽん酢和え、鱧の白焼き&炒り卵のごはんでした。
こう暑くては、美味しいものも喉を通りづらくなります。
しっかり水切りした木綿豆腐に椎茸や三つ葉を具にして、味付けは帆立の缶詰です。 ほぐし身で充分ですが、漬け汁も共に入れて味に深味を出しました。
繋ぎには小麦粉や片栗粉などは使わず、溶き卵だけでまとめますので、軽くてふんわりしています。 両面に焼き目を付け、仕上げに醤油を刷毛で塗ります。
豆腐ハンバーグの下に敷いたのは、庭の茗荷の葉っぱです。 爽やかな緑が夏のお料理を引き立ててくれました。
冷やし素麺のつけ汁は、茹でオクラの叩いたもの、山芋のおろし、えのき茸の酒炒りなどのねばねば系を入れ、喉ごしよくしました。 暑いときにこの食べやすさは、助かりますから。
旬の鱧をご飯に仕立てました。
出汁を効かせて薄味でご飯を炊き、炒り卵を混ぜ込みます。 骨切りした鱧を買って来て、塩をし酒をふりかけてフライパンで白焼きにします。
あっさりとしているけれど鱧の旨味が効いて、美味しい夏のごはんになりました。
箸休めには、焼き茄子と万願寺とうがらしを塩ぽん酢で和えたものを。
生徒さんとお喋りしながらの食事は、いつも楽しくて、それでなくても箸がすすみますが、滋味豊かな夏のお料理なら尚更です。
毎日湿度が高くて閉口しますが、美味しいものを美味しくいただけているうちは、大丈夫ですね。
* ファブリルの料理教室では、レギュラークラスの生徒さんを募集しています。
随時入会していただけますので、どうぞお気軽にお問い合わせ下さい。
by galleryfabrile
| 2019-08-06 22:29
| 料理教室
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