2022年 05月 26日
休日の多忙 |
二日続きの休廊日でした。
昨日ののんびりとは打って変わって、今日はいろいろ忙しい休日でした。
午前中、車の定期点検に行き、帰りに買い出しをして、帰宅して遅いお昼を食べた後は明日のランチの仕込みです。
夜にはご近所のお宅に、先日亡くなった方の中逮夜(なかたいや)のお参りに行きました。 この土地の風習にも少し慣れて、数珠を持って御詠歌を申すのにも抵抗がなくなってきました。
人が亡くなると、家の人は四十九日までの毎晩御詠歌を唱えるのです。 七日ごとに逮夜というのがあって、親戚や近隣のものたちが集まり、御詠歌を唱えます。
そうして亡き人を偲ぶのですが、人と人との関係性が希薄になっている昨今、このつつましやかな風習が私には素敵に思えるのです。 都会の真ん中で仕事をしていた若い頃には、思いもしなったことですが。
亡くなった人を悼み、残された家族をいたわり、そうして時間が過ぎて、少しずつ悲しみが遠ざかってゆくのですね。
あやふやな御詠歌は相変わらずですが、心を込めて申しました。
帰ってきて仕込みの続きをし、夕飯を食べて、やっと落ち着きました。
さあ、明日から古川 桜 磁器展再開です。
明日も美しい5月の丘の上で、お待ちしています。
by galleryfabrile
| 2022-05-26 23:14
| 暮らしのこと
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