2023年 03月 12日
森の小径を拓く |
鬱蒼と荒れた藪の中に分け入って、小径を拓くのはしんどいけれど楽しいことです。
両側に続くのは、何十年も放置された茶畑の野放図に伸びたお茶の木です。
にわかに信じられないでしょうが、穏やかな畝を描く茶畑からは想像もつかない世界が広がっていました。
我が家の周りには、つい6~7年前まで美しい茶畑が広がっていました。
北隣の元茶畑はすでに荒れていましたが、今ではぐるり三方を耕作放棄地に囲まれてしまったのです。 それが農村の現実です。
田舎暮らしだとか、古民家へ移住だとか、いい部分だけがもてはやされがちな昨今ですが、現実は厳しいものです。
丘の上のわが家のすぐ西側の茶畑は、3年前の夏に手入れをし、なんとか景観を保つくらいにはなってきました。 続いて北隣を小さな森にするため、少しずつ手入れし始めたのです。
by galleryfabrile
| 2023-03-12 22:34
| 茶畑再生プロジェクト
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